ロメロの凄いところを3つ挙げて見る

５カード連続で勝ち越し、今12球団１強い言われるオリックスは連敗阻止のために、エースの山岡投手で楽天に立ち向かいます。しかし、いきなり小深田に左中間を破られ三塁打。いきなりの大ピンチだったのですが、１死１、３塁で４番島内のジャストミートした強い打球は、ゴールデン・グラブ賞を目指す名手安達選手が難なく捌き華麗なバックトスから併殺に打ち取り、先制は許しませんでした。

続く２回もオリックスにとってラッキーなシーンがありました。先頭のロメロの打球はスーパーリングへ。ロメロは本塁打と思ってゆっくりダイヤモンドを走っていたのですが、インプレーということで三塁手前で福田選手がタッチ！ホームランがアウトになるなんて思いもしなかったので、きょうはツキがある。何とか先に点を取ってくれと祈ったのですが、なかなか塩見を打ち崩すことができず、スコアーボードには０が並ぶばかりでした。

４回にも１死１、２塁のピンチを招きましたが、黒川を打ち取り無失点、そして７回も２死満塁の大ピンチに小深田を天下の宝刀の縦スラで三振に打ち取り、７回を投げ切り１１６球７安打５失点３四死球無失点と、ピンチは招くもののエースらしい粘り強い投球を見せてくれましたが、きょうは打線がつながりません。

打つほうでは９番に入った佐野選手が２安打しながら、きょうの１、２番福田選手、大城選手がノーヒットに抑えられたのがきょうは大きかった。特に５回の当たりはホームランかと思いましたね。やはり右打席ではパンチ力があります。私は右打席での打撃を磨いてほしいと思うのですが・・・。

そして、０－０で迎えた８回のマウンドには、連日力強い投球を見せている富山投手。こういう緊迫した場面でどういうピッチングを見せてくれるか、中嶋監督代行の期待がかかります。しかし、先頭の鈴木大地を２－２と追い込みながら四球を出してしまったことで、少し力みが入ってしまい微妙なコントロールにミスが生じ、浅村、島内という楽天の主軸は見逃してくれませんでした。島内のヒットで均衡を破られたのですが、そのあと少し開き直ったのか田中和基、銀次を連続三振に切って取った球は素晴らしい球でした。これでなんとか最少失点で切り抜けてくれるかと思ったのですが、辰己にまさかの３ラン。これできょうは勝負あり。やはり先頭打者への四球これがきょうのポイントでしたね。きょうの経験を生かしてもっともっと大きく成長してほしいと思います。結局アウトはすべて三振ですもん、自信もっていきましょう！

打線は９安打打ちながらまったくつながらず初戦を落としてしまいました。なんかスッキリしない試合でしたが、あすあさってを勝って６カード連続勝ち越しといきましょう。しかし、やっぱり負けると試合後はがっかり、ポンタ監督しょんぼりです。

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