台湾 ビジネス価値の追求へ。

勤務しているクリニックの

院長ご夫妻の息子さん

今度小学６年生になります

本を貸し借りしたり

学校での出来事を報告してくれたり

いつも楽しく交流しているのですが

時々

え・・・？そんなこと聞かれても困る

どう答えるのが大人として正解なの？

そんな質問を投げかけてくるんです

例えば・・・

”僕の調査によると結婚って言う制度に

メリットを感じないんだよね

おねーちゃんは結婚していてどう？

社会的信用って点で

しておいたほうが良いの？”

”座禅って煩悩を滅却するために

行うらしいよね？

PCに溜まったキャッシュを

消去するのと同じ？

違うなら何が違うの？”

”実存と概念の乖離が進むと

有機物である人間は

どうなっちゃうんだろ？”

？？？？？

最近の子供は

こんな難しいことを考えてるの？

それとも

医者の息子だから頭が良すぎるの？

息子君に会えるのは

私の楽しみなのではありますが

難しすぎる質問に怯えております(笑)

でも、ちょっとだけワクワクする部分もあるかな

質問がどんどん小難しくて小生意気になればなるほど

また成長してる～困るけど面白いな～って思ったり

全然うまく答えられないんだけれど

直近の息子君の質問は

「僕はまだ青春の手前だと思うんだけど

青春ってそもそも何？

青春って甘くて酸っぱいって本当？」

そんな昔のこと覚えてないよ！

青春っていうと恋とか部活とかを

思い出したりするもんだろうけど

それだけじゃないし

ううん、

それよりももっと深いものがあって

それを伝えたいんだけれど

自分の言葉じゃすぐに出てこない！

でもね、

子供が色々質問してくるれるのって

その大人に期待してくれているからって

私は思うんですよ

コイツは何か信用できそう

前回の答えが面白かったから

今回も聞いてみようかなって

そんな気持ちに応えたい！

期待を裏切りたくない！

で困った挙句に

は！っと思い出したのが

東京事変の「閃光少女」

今日現在(いま)が確かなら万事快調よ
明日には全く憶えて居なくたっていいの
昨日の予想が感度を奪うわ
先回りしないで

今日現在(いま)を最高値で通過して行こうよ
明日まで電池を残す考えなんてないの
昨日の誤解で歪んだ焦点(ピント)は
新しく合わせて
切り取ってよ、一瞬の光を
写真機は要らないわ
五感を持ってお出で
私は今しか知らない
貴方の今に閃きたい

今日現在(いま)がどんな昨日よりも好調よ

明日からそうは思えなくなったっていいの
呼吸が鼓動が大きく聴こえる
生きている内に
焼き付いてよ、一瞬の光で
またとないいのちを
使い切っていくから
私は今しか知らない
貴方の今を閃きたい
これが最期だって光って居たい

 

東京事変「閃光少女」より引用

この曲を聞くと

過ぎ去って戻ることはない短すぎる一瞬

少女のキレッキレの感性を思い出して

思わず涙が出てきちゃいます

もうあんな風に

同じ風景を眺められないだろうな～って

大人になるってことは

たくさんの経験を蓄積して

たくさんの予想を立てられるようになること

良いことも悪いこともある

人生を生きていく中で

それはとても大切なことなんだけれど

”昨日の予想が感度を奪うわ
先回りしないで”

”写真機は要らないわ
五感を持ってお出で”

”明日まで電池を残す考えなんてないの”

林檎さんの歌詞の通り

青春時代に当たり前に持っていたはずの

鋭い五感と瑞々しい感性が

どんどん衰えていることに愕然とします

青春時代は

頼りになる経験がない分

自分の直感と感性で突き進むしかない

今、思うと

剥き出しの魂のまま

無防備にたくさん傷ついてた

知らないってこわい

でも

知らないって強い

少女でいられる時期は一瞬なのに

その煌きが鮮烈で壮絶で

あの時期の感性の燃えカスで

残りの一生を生きるのかもしれない

そう感じるほど切なく思い出されます

だからこそ

大人になるまでできるだけ

無駄なことも無鉄砲なこともたくさんして

色んなものや人との出会いを大切にして

いつでもキラキラした気持ちで

世界を眺めてほしい

大人になってからも新しいことは

何だって始められるけれど

青春時代にしか見えない世界の色

それを感じてほしいなって

身近な子供達に願う気持ちがあります

・・・とそんな感じで

動画と共に私が思う「青春」を

息子君に伝えたところ

息子君：

「へぇ～なるほどね・・・

経験は多いほうが良いと思ってたけど

そういう面だけじゃないんだなー

経験と感性のバランスが大事ってことかな

ありがとう～

１サンプルとしていたくだくね！」

いつものごとく

生意気な御礼を言っていました(笑)

今はまだ無邪気にまとわりついてくれる

院長ご夫妻の息子君

思春期になっても

こうやってお話しできるといいのにって

彼の成長を楽しみにしています

息子君との会話はマダムにいつも報告済みです

今回、椎名林檎さんは

ちと早かったかな～と心配だったのですが

「あらまあ！この曲とっても素敵ね～

学生時代の尖がっていた頃とか思い出すわ

ポエム書いて一人で泣いてみたりね(笑)

銀色夏生さんとか知ってる？」

とマダムも色々お話してくださいました

まだ未読の方は是非こちらもどうぞ

息子君に教わることばかりです

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引き続き南米エクアドルの鳥を紹介します。

ヒガシラゴシキドリ Scarlet-crowned Barbet。

日本では馴染みのないゴシキドリの仲間ですが、隣国台湾をはじめとするアジア一帯、そしてアフリカ、南米に広く分布しています。（最近、旧大陸のゴシキドリと新大陸のゴシキドリは別の科に分けられましたが・・）

写真の個体は雄。雌は頭が赤くありません。コロンビア西部からエクアドル、ペルー、そしてブラジル西部にかけて分布しています。

恐竜チックな風貌がカッコいい鳥です。

撮影裏話ですが、これ、実は船から撮影してまして、600mm＋1.4テレコン＝840mmを手持ちで、という画像です。

まだこのころは腕力がありましたが、コロナ禍ですっかり訛ったこの体、果たして同じ旅程を耐えられるのか・・・

早くコロナおさまってくれーーー！！