松潤が安っ！！

妄想ですよ

それは昨日のライブのリハの合間のこと

相葉くんに呼びだされたんだ

「翔ちゃんに相談があるんだ、、、」

「今？」

いつになく真剣な相葉くんに

戸惑ってしまう

「すぐだから、、。単刀直入にいうね。

リーダーって好きな人いるのかな？」

「知らないよ、、、そんなこと」

「翔ちゃん知らない？

知ってると思ったんだけどな、、」

知ってるよ、、、

でもそれは二人の秘密なんだ

話すときはさとしくんも一緒に、、、

五人揃って、、って決めてるから

いくら相葉くんに聞かれたって答えられない

それにそんなこと知ってどうする？

「大野さんのプラベートなんて知らないよ」

「あのさ、、、僕、リーダーが好きなんだよね、、」

「知ってる。俺も好きだよ。

みんな好きでしょ？あの人のこと」

「じゃなくて」

「じゃなくて、、、？」

「僕の好きは翔ちゃんやニノの好きとは違うの！愛だよ！愛」

ちょっと待って！

俺の好きが愛だよ？

近くでスタッフの声がする

長い手で身振り手振り、ジェスチャーつきで話す相葉くんは目立つから

歩きながら誰もいない場所へ移動する

「愛ってなんだよ、、、」

「だからぁ、リーダーに好きな人がいないなら告ろうかと思ってる」

「何言ってんの？やめろよ」

告るって、、、

そんな軽い感じでさとしくんのこと

扱うなよ、、

さとしくんがＯＫするとは思えないけど

困って悩むのは想像できる

「いいじゃん、告るくらい。

だめかもしんないし、ＯＫかもしんないし。

だからさ、好きな人がいるか聞いてみてよ」

「嫌だよ、、なんで俺が、、」

「頼むよ～、、翔ちゃ～ん、、、、

こんなこと頼めるの翔ちゃんしかいないんだ。お願い！」

両手を合わせたお決まりの祈るような

お願いポーズで

すり寄ってくる相葉くん

「わかった」

相葉くんのお願いを聞くわけじゃないけど

他のメンバーにこの話を持っていかなくてよかったんだ

俺が引き受けた方がいい案件だ

「あんがと！11月3日にみんな揃ったときに告りたいから、それまでに

お願いだよ」

「なに？？みんなの前で？」

何をいいだすんだ？

まぁ、さとしくんには好きな人がいるし、相葉くんが告白することは

一生ないと思うけど、それまでに答えなきゃいけないんだよな

もう今言っちゃってもよくない？

「あっ、、でもリーダーに好きな人がいるなら、それがどんな人でも

応援するって言っといて」

機材を避けながら

きらきらの相葉スマイルで走っていった

俺はそのまましばらく

さとしくんのことを考えてた

さとしくんに好きな人がいたら

俺なら諦められるだろうか、、、

諦めずにいたから今があるんだよな

「翔ちゃん、、こんなとこにいたんだ」

「、、にの、、」

目の前にニノが立っていた

いつからいたんだ？

「ちょっといい？」

「いいけど、、何？」

ここではちょっと、、、と

国立競技場のトレーニングルームに移動する

中には誰もいなかったのでそっと入った

「単刀直入に聞きます、、リーダーって好きな人いると思います？」

いじいじと人工芝をいじりながら、何を聞くかと思ったら、、

2回目の単刀直入

まさかと思うけど、、、

「知らないよ、、、」

告るとか言わないだろうな、、、

「リーダーのことを好きだっていう子がいてさ、、、

その子リーダーのどんぴしゃのタイプなんだ。どうかな、、と思ってさ」

そうだよな、、ニノが告るわけないよな

結婚してるもんな、、

よかった、、、、、、

、、、、っていいわけないだろ！

さとしくんのどんぴしゃのタイプの子が

さとしくんのことを好きだって？？

それを紹介するって？

ダメに決まってる！！

そんなこと俺の口から言えるはずないだろ！

聞きたくも言いたくもない

「俺にどうしろと？」

「好きな人がいるかどうか聞くだけでいいからさ」

だから、、、

さとしくんの好きな人は俺なの、、

、、、だよね？さとしくん、、、

だんだん自信がなくなってきたよ、、

「自分で聞けば？」

「いいんですか？俺が聞いても、、」

上目遣いのニノに嫌な予感が走る

ニノなら、さとしくんを説き伏せることくらい簡単だ

「、、いや、、俺がきいておく」

「お願いしますね、、あっ、、

でもリーダーに好きな人が

いるならこの話はなかったことにするから」

じゃ、、、と、体を鍛え始めたニノは

きれいなランニングフォームで走っていった

だから、、リーダーには好きな人がいるんだってば！

、、、もう頭が痛くなってきた、、

気分転換に走ることにしよう、、

走ってると無心になれる

汗と程よい疲れが心地いい

そろそろペースを落として

クールダウンしようという頃に

ドアが開いた

「翔くん！ここにいたんだ！」

タオルを首に巻いた松潤が入ってきた

「何？もう終わるから、、」

「そうなんだ。じゃあ待ってる」

腕を組み仁王立ちの松潤を横目に

クールダウンのストレッチをして

一息ついてから、松潤を呼ぶ

「どうしたの？」

「ちょっといいかな？」

「うん」

「あのさ、リーダーのことなんだけど、、」

「知らねーよ！！」

もういいよ、、、

俺にどうしろっていうんだ？

リーダーのことはリーダーに聞けよ

、、、、って言いたいけど

さとしくんを悩ませたり苦しめるようなことは

俺が阻止する！

「まだ何も言ってないよ？」

「、、、ごめん松潤、、聞くよ」

「単刀直入に聞くよ？

前にね、リーダーが好きな人がいるって言ってたからさ、、、

どうなったのかなぁって気になって、、。翔くん知らない？」

「、、知らない」

3回目の単刀直入

そんなことさとしくんが言ったの？

好きな人って、、、？

もちろん俺だよね？

「知らないならいいんだ、、たぶんうまくいってると思うから。」

「どうしてそう思う？」

「そりゃ、20年以上一緒にいるからね。わかるっしょ、、。

俺は、リーダーの好きな人がどんな人でも応援するから」

「、、、話はそれだけ？」

早く一人になって、いろいろ考えたくて

それ以上話すのをやめた

「うん。じゃ、、行くわ。翔くんも急いだほうがいいよ。

もうすぐリハ再開するから」

「わかった」

IN THE ＳＵＭＭＥＲを口ずさみ

タオルを振り回しながらご機嫌に帰っていった

さとしくんを信じてないわけじゃない。

だけど、、不安なんだ。

気持ちを聞くのも怖い

俺が3人から聞いたことを、さとしくんに話したらどうなる？

きっと悩むだろう、、、、

俺に悪いと思って離れていくかもしれない

そんなことあるはずないけど

もしさとしくんの好きな人が俺じゃなかったら、、

バタン、、とドアが閉まると

急に力が抜けた

 長くなって読みにくくてすみません。

3日はデビュー記念日でしたね。

結成記念日の方が重要だと思っていて

なぜ、デビュー記念日にこんなに焦って書いてるんだ？と思ってますが、

書きたかったお話なので続けます。

私の妄想の世界で　ターニングポイント？

になります。

コメントも恐縮です?

興味ないなんてかけませんよね?

かまっていただいて申し訳ない。

大した話じゃないので期待しないでくださいね